雑の食

面白かった事気付いた事昔の事

女にモテない奴は男にもモテない【昔話シリーズ】

高校生の頃、テスト期間終わりのある日、同級生4人と下校していた時の話です

特に何かを考えてとかでもなくごく普通に下校して他愛のない会話をしていると

その中の一人のO君が「こないだのカラオケでこんな事があったんだよ」と切りだしたんですね

平素よりこのブログの記事を見てくださっている皆々様方にはもうわかると思いますが、これ初耳なんですよね、僕。

高校に入ってまもなくの頃の「一人で居ないためにとりあえずくっついている関係性」の人間に対してもそれなりに「えっ」となるわけです。

するとS君が「おい!」と言うなよ…みたいな顔でヒソっと言うと空気が一気に通夜のように重い空気になりました。

我慢できず飛び出したH君が「え、いつ…?」と問い質したのを見て、僕は「Hもか…」と内心安堵してしまった事を恥じつつ

「おいおい!俺たちハブりかよ~!」と道化を演じてやる事にしました。

すると、O君が「いや…俺は誘おうって言ったけど…」としゃらくせぇ事を抜かしたんですね。

いや、仲悪い奴をカラオケに呼んでも仕方ないので僕もする行為なのでそれは良いだろと思っていると

「だってT(私)を呼んだらマジで嫌がる女子がいるからしょうがないじゃん」とSが謎の逆切れをし始め、何故かS君は無限に舌打ちが止まらなくなりました。

僕はでも”気付いた”んですよね。「じゃあHは何で呼ばないの?」と

これは割とスペックが高いH君を呼ぶと自分がただのインキャで有る事が丸わかりになり女子の注目を集められないからなんですね。

その発言からその日は誰も口を開かず解散となりました。

僕はその事件で「こいつは女の為に同級生を切る男」という真実と「友達が欲しい」という真実を得られたので名探偵コナンより強くなっちゃったんですね。

 

工藤新一!お前、甘いぜ。