雑の食

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お前んちの飯、いつもコレなの?【昔話シリーズ】

中学生の頃の話です。

ある日僕は同級生mの家に遊びに行って、そのまま泊まることになったんです。

そしてもちろんmの家で夕飯をご馳走になったんですね。

その料理はカレーでした。

カレーと言えばみんな大好き!簡単で美味しく作れて量もある最強料理。

料理初心者でも簡単に作れますし雑な僕でも雑なカレーが出来ますが美味いんです。

でもそのカレー不味いんだよね。

 

スパイスが苦手な配合?

違う。

具が生?

違う。

ほんとはハヤシライス?

違う。

ルー、溶けてないんですよ。

スプーンの半分くらいの固形ルーが出てきたんです。

味が薄いか、濃いかのガチャカレー、息子の同級生に出すの正気か?

いや、カレーをよそってさ分かるじゃんね?

人の家で出されたものに文句を言うな!ごもっともだと思います。

でもルーは溶かさなきゃダメだろ?

もしかして俺の事が嫌いなのでこんなルーが溶けてねえような奴をよそったんか?と思ったらmの皿のも溶けてませんでした。

mに流石に「ルー溶けてねえよ!」とも言えず黙って食ったんですけど喉が痛くなったし一生水飲んでました。

m、お前ンチいつもこんな飯?そんなことを思いながらまた泊まる機会がありました。

次は水炊きが出たんですがこんなに鶏肉がカッチカチかグッズグズの水炊き食ったことねえよ!と思いながら食いました。

一番うまかったのは味ぽんとお茶でした。

 

m、お前のおふくろの味って何だ?

 

その後mとは遊ばなくなったんで飯を食いに行くことは無くなりましたが肝試し、怖いもの見たさでまた夜飯を食べたかった気はします。