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地の底のマラソン大会【昔話シリーズ】

パチンコにどハマりして金を散財しておいて金が無い金を貸してくれと抜かすド底辺の人間、あなたの周りにもそんなカスが居ませんか?

今回はそんな話です。

 

高校時代、同級生に滅茶苦茶金にだらしない奴がいたんですね。(Hくん)

ある日別の同級生のn君に「Hが金を貸したのに返してくれない」と相談をされたんです。

ここまではよくある話ですよねそして話を聞いてやっていると貸している金額がなんと"12万"だと言うんです。

高校生、普通12万も貸せねえぜ…それはちょっと盛ってんじゃねえのか?と確認するとある金額になってから念書書かされてました。そこまでするなら回収しろよとも思うんですけどね。

 

余りに大きい金額なので学校側に相談したら?と言うと「Hは一度退学になりかけた所を停学でなんとか済まされたような奴だからこんな話したら停学じゃ済まない」と庇うんですね。

12万も借りて返さねえ様な奴退学になっていいと思うぜ…

ちなみに退学になりかけたのは格闘技経験者でありながら同級生をボコボコにして半殺しにしたからです。本当にロクでもないな

そして一度話をして見るよとn君とは別れその日は帰りました。

 

次の日、僕とHは体育の授業で顔を合わせる機会がありました。体育の授業が2クラス合同でHは隣のクラスだったからですね。

その日は長距離走の練習の日でHも僕もそんな走る方ではないのでこれはいい機会だ、とHの横について話をする事にしました。

まずは軽い雑談から入り、どこでぶっこもうかなぁと思っていると

「そう言えばギターのアンプ買ったんだよアンプ〜!めっちゃかっこいいわ練習のモチベ上がったァ〜w」

あっちがブッ込んできました。12万借りれる様な奴は12万借りてる上でアンプを買っても後ろめたさはなくこんな笑顔が出来るんだなァと心底驚いた覚えがあります。

これは良い機会だ、と思った僕は「そういやお前nに12万借りてるらしいやん」と聞くと

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急にこんな顔になりました。アンプの話の時の笑顔に戻れ!

そんな彼の返事はと言うとあーとかまぁ…とかまさに聞いて欲しくねえ奴がする返事のオンパレードでどんどんどんどん俺は不機嫌なんだぞと言うオーラを出して行きました。

明らかに機嫌が悪いな〜と思いつつも返したほうがいいよ、金借りててアンプ買うのはダメだろと言っていると「俺の金の使い道に文句を言うな!」「少しずつ返しとるわ!」と友達をローンかなんかだと思ってるのか逆ギレをし始めたんですね。

まぁ確かに僕の金ではないしこれ以上は当人達で話すべきだろうと思ったので機嫌を取ろうと思ってZARDの負けないでを歌ったら笑顔になりました。定番ですね。

結局、nはとある事件で不登校になりHは徳政令カードを使って借金がチャラになりました。本当にドブみたいな人間だぜ。

そしてHと同じく地の底に落ちたnは親の金でブランド財布を地元の仲間にばら撒いていると言う情報を最後に行方知れずに。この話はいずれ書きます。ネタが無いので。

地の底の人間と付き合って自分のレベルを地の底まで合わせると自分も地の底に落ちます。

地の底を這う人間には施しをするな!引きずり込まれるぜ!

近くで金にだらしねえ奴がいたらすぐに縁を切ることをお勧めするぜ。