漫画『ブラックジャック』をご存知でしょうか。
小学生中学年の頃、 手塚治虫の作品が大量に図書館に入り、皆数少ない漫画系の図書と言う事もあって返されるのを待って帰ってきた瞬間に早い者勝ちで借りる。昼休みの図書館の漫画コーナーはまさに争奪戦という様相を呈していました。
そんな手塚作品の中でもいつ帰ってきてるのかも分からない位一瞬で借りられていたのが『ブラックジャック』で、同級生はみんなブラックジャックを狙ったり、次は俺に貸せ!と裏で取引をしていたりしたんですね。
同級生が浅ましくブラックジャックを狙う中、僕は「マグマ大使」「海のトリトン」「ジャングル大帝」等を読破して行くと、同級生のYくんが僕に「次ブラックジャック借りれるからお前に貸してやるよ。その代わりいちごヨーグルトを寄越しな…」と取引を持ち掛けて来たのです。甘いなぁ~甘いぜYくん。
俺が今までブラックジャックを借りなかったのはそもそも家で持ってるからなんだよね。甘いぜ!と断ると「お前には何も貸してやらね~!」と捨て台詞を吐かれ、Yくんはその日の給食いちごヨーグルトを献上する馬鹿が4~5人いたのでいちごヨーグルトを4~5個食って体調を崩していました。
途中から思ってたけどオチは無いです。