昔の話です。
皆さんは「タイヤバトル」を覚えていますか?
覚えていない方が殆どだと思います。
覚えている方は凄い!偉い!
わかんねー奴はこれでも見な
これはそんなタイヤバトルをしていた日常の出来事。
タイヤバトルは楽しく、主に同学年の男子の間で流行って居たんですけどタイヤの数には限りがあったので交代されるまで暇を潰す必要もあったんですね。
そんな中でやり始めたのは
「キンニクザウルスの雨」
これです。
よくわからない人に説明すると、"キンニクザウルス”の雨ではなく
”キンニクザウルスの雨”なんです。
タイヤバトルのフィールドの近くには名前は分かりませんが、やたらと葉が大きい木が生えていて(調べてみたらキリと言う木がそうかもしれない)
その葉で砂を包み、空に投げ、上空で包みがほどけて砂が振って来る、それがキンニクザウルスの雨です。
キンニクザウルスの雨の”キンニクザウルス”の部分には何の意味も無かったんですけどとにかくキンニクザウルスの雨と言う技?遊び名でした。
そんなある日です。同級生のKくんに「キンニクザウルスの雨のキンニクザウルスってホントに居るの?」と言われ、当時から虚言癖を持っている僕は
「キンニクザウルス、確か大阪の高校生が見つけた恐竜でしょ」ととりあえず適当な事を言ったらK君はそれを信じてしまい(馬鹿なので)ある日遊びに行った時タマタマ自分の母親にキンニクザウルスの話をし始めるKくんを見てしまいました。
あ!嘘がバレてしまう!と思ったらKくんの母は「ほ~~んそうなんや、そんなもん大阪で見つかるもんなの?」と普通に受け止めて何故か僕はホッとしたのですが
Kくんの母がアホだったのかKくんの馬鹿さを黙っていてあげるやさしさなのか、今ではもう分りません。Kくんの母、先月もあったけど多分そんなこと覚えてない。