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いうことを聞かないニドキング【昔話シリーズ】

まだ小さい頃、今住んでる町に引っ越してきたばかりで近所にはっきりとした「友達」がいない時期

たまに会う名前も知らない子供と遊んだりして過ごしてて、ある日に今の歩幅だと歩いて10分くらいで着く公園に『ポケットモンスターファイアレッド』を差したGBAを持って遊びに行った。

そこにお兄さんが2人いて、今思うと小学3年生くらいなんだろうけどその当時は凄い年上に見えた2人は急に声をかけたチビガキをハブるでもなく年上ぶるでもなく仲間に入れてくれて、一緒にポケモンをやった。

 

まだ小学生になったかならないかくらいだったのでポケモンも苦戦していて、死んではリトライ死んではリトライのダークソウル精神でポケモンをやっていた。

そのお兄さん達は俺のパーティメンバーをみて馬鹿にするでもなく「こいつ強いからやるよ!」と70レベルくらいのニドキングをくれ、ニドキングを交換してもらって帰った俺は家で早速ニドキングを使って戦ったんだけど「ニドキングはいうことをきかない!」が連発して困惑して姉に質問攻めをしたら当時反抗期の姉に滅茶苦茶怒られてなんなんだよと思い、仕方なく自分で説明書で調べたら、今の自分のバッジが4個くらいなので70レベルのニドキングがいうことをきかない、ということをそこで知り俺は「攻撃が当たれば勝つんだから回復しまくって攻撃するまでやる」という戦略で途中挫折しながらもファイアレッドをクリアした。

 

お兄さん達にそれを報告しようと公園には毎日通ってたけど結局ニドキングを貰った日からは一回も出会ってない。

 

重量級キャラが好きになったのはニドキングのおかげかも知れないですね。

 

良い話過ぎるだろ